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ULクッカーセットで焼き物!“エバニュー/PANTAPAS”【レビュー】

エバニュー PANTAPAS 軽量ギア紹介

「限られた装備で重量を増やしたくない」「焚き火もできない」
ULキャンプや山ご飯に、湯沸かしするだけのフリーズドライ食品は飽きがきますよね。
「焼いたベーコンが食べたい」なんて思う人も多いはず。
容量も重量も増やすことなく、そんな理想を叶える製品があります。
それが「EVERNEW/PANTAPAS」です。

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◇基本スペック

EVERNEW/PANTAPAS 400FD
EVERNEW/PANTAPAS 400FD

サイズ展開は「400FD」「570FD」の2サイズ。
どちらもそれぞれがエバニューの定番製品「Ti 400FD Cup」「Ti 570FD Cup」の蓋になります。
ちなみに私が購入したのは「400FD」です。

EVERNEW/PANTAPAS 400FD
400FD/実測値「48.5g」

400FD
【サイズ】110×深さ5mm
【質量】49g
【素材】アルミニウム
【価格】3,960円

570FD
【サイズ】125×深さ5mm
【質量】63g
【素材】アルミニウム
【価格】4,400円

フリーズドライの食事に香ばしい香りをプラスするために開発された極小サイズフライパンが「PANTAPAS」
ソーセージやベーコンをプラスすることで何とも言えない贅沢な気分がプラスされ胃袋が喜びます。
お酒が好きな方なら、肴をちょっと焙ってチビチビでもグビグビでも大いに楽しんでください。

https://evernew-product.net/products/detail.php?product_id=6181

◇マルチディッシュと比較

400FDの蓋としてスタンダードなアイテム「マルチディッシュ」と比較してみます。

重量サイズ素材
PANTAPAS/400FD49g110×深さ5mmアルミニウム
マルチディッシュ13g104×高さ5.5mm純チタン

チタン製のマルチディッシュは、重量に関しては圧倒的に軽いです。
「お皿として使用」「湯を沸かすだけ」であれば、マルチディッシュで充分でしょう。
やはりPANTAPASの魅力は「フライパン」になること
熱伝導率の良い“アルミ製”であること、そして“焦げ付きにくい”というのがポイントですね。

ちなみに570FDの蓋はこちら▼

◇特徴&おすすめポイント&気になったポイント

「PANTAPAS」の特徴や使い方、そして個人的主観も合わせて各ポイントごとに見ていきます。

使う人によって「ここがよかった」や「これはこうして欲しかったな」など、変わってくるかと思いますが、実際の使用感を交えて、あくまで自分の使用方法を想定したうえで良い点悪い点を紹介します。

●400FD/570FDカップの蓋になる

400FD、570FDそれぞれのカップの蓋としてスタッキングできるため、体積を増やすことなく持ち運べます。
蓋のみとしての重量と考えると少し重たいですが、フライパンにもお皿にもなると思えば良いですよね。

ちなみに湯沸かしの蓋として利用する際は、逆向きに被せるとリフターで持ち上げることが可能になります。

●軽量ミニフライパン

UL装備に嬉しい“焼き物”をプラスできます。
400FDや570FDをお湯を沸かすだけのカップにしない!
食事にもう1品やお酒の肴をプラスして贅沢な気分に。

焼けるのはせいぜいベーコン数枚、ウインナー数本程度の大きさです。
キャンプで“メインの調理”となると厳しいですね。
そしてベーコンなんかを焼こうものなら、油跳ねでテーブル回りはベトベトになるので注意。

●焦げ付かない!

コーティングされたアルミのため、焦げ付きはほとんどありません
使用後はウェットティッシュなどで拭けばOK!
掃除も簡単です。

しかし、コーティングされている分、焚き火調理には向かないのと、空焚きのようになるのは気を付けたいですね。

●持ち手はない!

フライパンや蓋になりますが、火にかけると持ち手がないため、全体が熱くなります。
ポットリフターは必須になってきますね。
そして、どうせポットリフターを持っていくならカップもノーハンドルでいいかもしれません。

◇「PANTAPAS」を実際に使ってみた

僕が購入した「400FD」をキャンプで実際に使ってみました。
どんな風に使ったかを写真と動画で紹介していきます。

エバニュー PANTAPAS
アルストで使用します
エバニュー PANTAPAS
湯沸かしの蓋として使う時は逆向きが良かったですね。
このままだとリフターで持ち上げられない。
エバニュー PANTAPAS
ベーコンを焼きます
エバニュー PANTAPAS
焼きそばにベーコンがプラスされるだけで少し贅沢に感じる
自作カーボンフェルトアルコールストーブ
ポテトサラダ
エバニュー PANTAPAS
あたりめを炙る

●使ってみた感想
やっぱりサイズは小さいです。
ハーフベーコンは2枚が限界でした。
でもソロキャンプでちびちびやるには最高に楽しいですね。
火力の強いガスよりもアルコールストーブでゆったりじっくりやる方が相性良いのではないかと感じました。
そしてベーコンやポテサラ程度では焦げ付きなし。

▽自作カーボンフェルトアルストとの相性抜群

たったの「11g」! 100均で“自作”カーボンフェルトアルコールストーブ
自作可能なキャンプ道具として代表格に挙げられるのが“アルコールストーブ”です。 空き缶を加工して作成するものもありますが、それよりも簡単で軽量なアルストが自作できます。 それが「カーボンフェルト」を使用するアルコールストーブです。 作業時間は5分、材料費も数百円で超簡単にULアイテムが作れてしまいます!

▽400FD&570FDカップのレビューはこちら

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ULだけど「ちょうどいい」“エバニュー Ti 570FD Cup” 使用感&スタッキング
山で「カップ麺とコーヒーのお湯を同時に沸かしたい」「UL装備でも袋麺を食べたい」 キャンプでは「400mlじゃ小さいし、900mlは大きすぎ、600mlは炊飯とか鍋で使うし…」 でも同時に湯沸かししたい時やお椀として使いたい時ってありますよね。 そんな時に「エバニュー Ti 570FD Cup」

PANTAPAS使用動画はこちら

◇まとめ

・軽量、極小フライパン
・「400FD」「570FD」カップの蓋になる
・焦げ付かない
・アルストと相性良い
・酒の肴に最適

これは山やULキャンプに持っていきたくなる逸品です。
ULクッカーの定番である「400FD」や「570FD」の幅がまた広がりました。
チビチビやりたい派にはピッタリなアイテムです。

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