ULクッカーの定番である「エバニュー 400FD Cup」
この小さなカップに様々なこだわりギアを詰め込み、クッカーセットを作っている人も多いはず。
そんな400FDを使ったULクッカーセットを、私ヘタレシコも愛用しております。
湯沸かしだけでなく焼き物もでき、燃料込みで「248g」
定番アイテムからこだわりのギアまで一挙に紹介していきます。
◇内容ギア紹介
・エバニュー 400FD cup
ULクッカーの定番であるエバニューの400FD
非常にコンパクトで「50g」と軽量なチタン製のクッカー。
主に湯沸かしやお皿として利用がします。
キャンプでお皿としての利用も想定しているので、ハンドル付きのものを利用していますが、さらに軽量なノーハンドルタイプもあります。
・エバニュー PANTAPAS/400FD
400FDのサイズで作られた極小フライパン。
蓋としては少し重いですが、フライパンとして考えると「49g」は非常に軽量。
ベーコンやソーセージなど、焼き物をプラスアルファできます。
かなり小さいので焼ける物や量は限られますが、チビチビやるのが好きな方にはたまりません。
▽PANTAPASのレビューはこちら
・カーボンフェルトアルコールストーブ(自作)
100均のセリアにあるアルミクリームケースとカーボンフェルトを使った「超簡単自作アルスト」です。
製作時間は5分、材料費は数百円でできてしまいます。
そして「11g」と超軽量。
高火力ではないですが、チビチビ焼き物をするPANTAPASとの相性がバツグンです。
▽自作アルストの詳細はこちら
・MUNIEQ X-MESH STOVE (Large/Low height)
定番のX-MESH STOVEが1cm低くなったローハイトタイプです。
これにより400FDの中に収まり、蓋も閉まるようになりました。
高さが低いので、小型の自作アルストとの相性がめちゃくちゃ良いです。
▽X-MESH STOVEのレビューはこちら
・SEA TO SUMMIT X-CUP
400FDにジャストフィットする折り畳み式のシリコンカップ。
定番のウィルドゥのフォールダーカップの方が軽量ですが、こちらの方が色々なクッカーにスタッキングしやすいので使っています。
シリコン素材は軽量ですが、臭いがどうしても気になります…
・SOTO マイクロリフター
「SOTO サーモスタック」に付いてきたリフターです。
主にPANTAPASをつかむのに使用しています。
・アルコールボトル(角型タレビン 30ml)
こちらも100均のセリアで購入した「タレビン」
醤油やドレッシングなどを入れるやつですね。
30mlは6個セットで売っていました。
素材はポリエチレンなのでアルコール耐性は問題ないはず(自己責任でお願いします)
今のところ漏れもなく使えています。
・スプーン&ライター
カトラリー類はいろいろと模索中ですが、ひとまず小匙スプーンを入れています。
金属が擦れる音が苦手なので木製か樹脂製で探していますが、400FDに入るサイズが見つかっていません。
ライターは安心と信頼のBIC。
◇スタッキング
◇計量
アルコール燃料込みで「248.7g」、燃料を抜くと「193.8g」でした。
燃料が容器込みで約55gですね。
1泊2日のキャンプでしたら、十分な燃料です。
ULを突き止めたらもっと軽量化することも可能ですが、あくまで「キャンプを楽しむ」ということを第一にしているので、快適さやこだわりも入れたい!
◇使ってみた
●使用感や問題と改善
コンパクトで使いやすいセットですが、問題もいくつかでてきました。
まずは注ぐ時に燃料こぼれる問題。
カーボンフェルトが燃料を吸うので、アルストを燃料ボトルに乗せた状態でひっくり返して注げばいけました。
次にPANTAPASを湯沸かしの際に蓋として利用するとリフターで持てない問題。
これは「蓋を反対向きに使用すればいいのでは」とYouTubeの視聴者さんにコメントいただきました。
完全に盲点でした。
アルストと風防に関しては室内でも屋外でも使用しましたが、相性抜群で問題なく使用できます。
アルストは高火力ではないので、湯沸かし特化の場合は別のアルストを検討してもいいかと思います。
風防に関してはメッシュのため、風防性能は正直ちょっと低いかなと感じました。
ただ、風が強くても火が消えることはなかったので、問題はありません。
総評としては、実用的で楽しく使えるクッカーセットができました!
湯沸かしだけでなく焼き物ができたりと、キャンプメインで使用しても充実感を味わえると思います。
あとは、カーボンフェルトアルスト・X-MESH STOVE・PANTAPASの相性がバツグンに良いと感じました。
◇まとめ
カトラリー類などはこれから探していこうと思いますが、ひとまずはクッカーセットが完成。
燃料込みで「250g」を切ることができました。
あとは使いながら必要があれば改善したり、ギアを入れ替えたり、増やしたり減らしたりですね。
まだまだ研鑽を積み重ねていこうと考えています。
いろんな状況や気分に応じたパターンを作りたいですね。
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