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【装備紹介】秋のULキャンプ。30Lザックでベースウェイト“4.69kg”

軽量キャンプ装備

2024年11月、静岡県浜松市の「キャンプすがり」にて軽量バックパック装備でキャンプをしました。
その際のパッキング内容、ギア紹介、用途や工夫したポイント、はたまた改善点などを公開していきます。
冬が近づくにつれて増す重量やギア達ですが、割とすっきりしたパッキングになったかと思います。

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◇気候条件など

11月上旬、この時期にしては暖かい陽気でした。
日中の最高気温は「22℃」ほど、最低気温は「10℃」を下回ることはありませんでした。

日中との寒暖差はありましたが、キャンプ場自体が山や木々に覆われていることもあり、日中も基本的に日陰になっていました。
夜はもう少し冷え込むことを想定していましたが、案外気温は下がらず。
焚き火をしていたこともあり、防寒着は必要ありませんでした。
就寝時もシュラフ1枚で快適に寝ることができました。

◇パッキング

30Lのザックに全てのギアが収まりました。
あまり外付けが好きではないので、スッキリ収まると気持ちいいですね。
汚れるグランドシートや焚き火グローブなどは、フロントメッシュポケットに突っ込んであります。

ザック自体は防水ではないので、濡らしたくない、臭いをつけたくないシュラフやダウンジャケットなどは、パックライナー(ゴミ袋)に入れております。

ベースウェイトは「4.69kg」
この時期の装備にしては、まあまあ軽量になったのではないでしょうか。

◇装備紹介

●バックパック

・カリマー/クリーブ30

容量は30L、重量は「約900g」とULザックにしては重たい部類になりますが、ショルダーやヒップベルトなどがしっかりしており、背負い心地の良いザックです。
特徴は前面についたジップとメッシュポケット
下の方に収納したものに直接アクセスできるので、あまり順番を気にせずに収納できます
またメッシュポケットは、濡れたものや汚れたものを入れるのに非常に便利です。

●テント関連

・3F UL GEAR/LANSHAN 1

コスパが良いことで知られる中華ブランド「3F UL GEAR」の人気テント。
ダブルウォールテントで重量は「760g」
別でポールを1本と最低ペグ本数は6本必要になります。
コンパクトかつ軽量で、室内空間もソロには十分な広さです。
3シーズン用のメッシュインナーなので、冬には防寒対策が必須ですね。
また、インナーは吊り下げ式のため、フロアレスとしても使用できます。

・SEA TO SUMMIT/テロスハングアウトポールセット

長さ125cmの折り畳み式のテントポール。
3本継のため、コンパクトでザックの中に収納可能です。
DAC社のフェザーライトNSLポールを使用しており、1本当たりの重量は約「67g」と超軽量。
今回はキャンプのみなので、トレッキングポールではなく、より軽量なこちらのポールを使用しました。

・福善/打刀 16㎝

福善 打刀16cm
福善 打刀16cm

頑丈な刃物用ステンレス鋼を使用したペグ。
長さは16cmとソロテントには申し分ないです。
重量は1本あたり「16g」とULペグと比べると少し重量はあります。
しかし、石混じりの地面でも打ち込みやすく、固定力にも優れていますが、撤収時は抜きやすいというストレスを感じないペグですね。

この製品の詳細はこちら▽

福善“打刀” 男心をくすぐる見た目と確かな実用性を持つペグ 【ギアレビュー】
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・チタンマニア/ピンペグ

チタン製品を多く扱っているチタンマニアから、1本「6g」と超軽量なチタン製のペグ。
ムリに打ち込むと曲がってしまいますが、あらかじめ穴を空けたところに打ち込んだり、グリグリしながら地面に打ち込んでいきます
使い勝手は「打刀」に劣りますが、軽量さは段違いです。
また、調理の際には鉄串としても使えます。

ガイロープ

NEMOのテントに付属してきたガイロープを常備しています。
今回はほぼ無風だったので、使用はしませんでした。
なんてことない細引きですが、視認性に優れており、今のところ問題がないのでそのまま使っています。

・タイベックシート

言わずと知れた軽量素材「タイベック」
高い防水性・透湿性・強靭性を持ちながら、軽量さを兼ね備えている素材です。
今回はグランドシートとしての利用しました。
透湿性があるので、水溜まりの上に設営すれば浸水しますが、多少の雨には問題なく、テントの保護には持ってこいです。
また、コスパに優れているため、多少ハードな使い方もOKですね。

●寝具・防寒着

・SEA TO SUMMIT /エンバー EbI

出典:Amazon

背中側のダウンがなく、1枚の布団のようになるいわゆる「キルトタイプ」のシュラフです。
快適温度は10℃程度なので、これ1枚で快適に寝ることができました。
ダウンなどを着込めば、3~5℃ぐらいまではいけます。
重量は「420g」と軽量で、850FPのダウンが使われており、かなりコンパクトになります。

・NEMO/ZOR ショートマミー

「295g」と超軽量、コンパクトなエアーマット。
厚みは2.5cmと薄いですが、ウレタンフォームが入っており、かなり寝心地が良いです。
R値は2.7あるので、幅広いシーズンで使えます。
今回は収納袋から出して持ってきました。

この製品の詳細はこちら▽

エアマットが苦手な方にオススメ! NEMO“ZOR SHORT MUMMY”
様々なマットを使用してきましたが、寝心地・重量・収納性のバランスが取れており、自分に合うものを見つけるのは大変でした。 また、シーズンや地面状況、装備に合わせて選ばなければなりませんが、今回はオールシーズン使用可能なバランスの取れたマットを紹介していきます。 「NEMO ZOR SHORT MUMMY」という製品です。

・NEMO/FILLO ELITE

NEMO フィッロエリート

寝心地バツグン、収納性バツグンの最強エアー枕。
もうこれがないと寝られない身体になってしまいました…
いいお値段がしますが、枕に迷っている方には本当にオススメです。

この製品の詳細はこちら▽

軽量ピロー最強説!“NEMO フィッロエリート”寝心地バツグン枕
キャンパーやハイカーにとって最も大事な“睡眠” 外で快眠は難しいにしても就寝環境を整えることは重要ですよね。 当然シュラフ・マット・テントなども大事ですが、「枕」を変えるだけで劇的に快眠度は増します。 キャンプ用ピローは数多ありますが、その中でもULピローの最たるものが「NEMO FILLO ELITE」だと思っています。

・フォルクラ/TREK100

高品質かつ低価格の“フォルクラ”のダウンジャケット。
重量は約「290g」、800FPのダウンが使用されております。
今回は思ったより寒くならなかったので、使いませんでしたが、秋にはアウター、冬にはミドルレイヤーとして使えます。
就寝時はキルトタイプのシュラフと合わせるため、フード付きを選びました。

この製品の詳細はこちら▽

フォルクラ“TREK 100” 高コスパ高品質の軽量ダウンジャケット【ギアレビュー】
秋冬は徒歩キャンプや登山では嵩張らず、軽量なダウンジャケットは必須。 でも有名メーカーやULガレージブランドのダウンは高価。 何を買ったらいいか分からない初心者の方。 「とりあえず安いし買っとけ」は失敗しがちですが、「とりあえず安いし買っとけ」とオススメしたいダウンジャケット。 それが「フォルクラ/TREK 100」

●クッカー・食事関連

・BIG SKY INTERNATIONAL/INSULITE POUCH

保冷力は小さいですが、軽量でコンパクトになる保冷・保温バッグ。
この時期は保冷力はそこまで求めないので、充分です。
冬には就寝時にバッテリー類などを入れて、冷えすぎないようにするため使っています。

・oxtos/コーデュラフォールディングカップケースM

エバニュー バックカントリーアルミポット

コーデュラナイロンを使用したケースで、重量は「18g」
エバニューのバックカントリーアルミポットがちょうどいい感じに入ります。
マチ部分がしっかりしており、中身がなくても自立してくれるので、小物を入れておいて、キャンプ中に出し入れする際なども使いやすいです。

・エバニュー/Backcountry Almi Pot

とにかく焚き火に映えるクッカー。
コーティングがされていないので、焚き火調理でガシガシ使えます。
ハンドルが付いているので、吊り下げ調理なんかもできますね。
重量は「140g」とチタン製クッカーなどに比べると少し重たいですが、焚き火調理をする際は持っていきたくなるクッカーです。
今回はこちらで鍋をしました。

この製品の詳細はこちら▽

エバニュー “Backcountry Almi Pot”軽量で無骨、焚き火に映える【ギアレビュー】
ULキャンプやハイカーにも無骨な感じに焚き火調理をしたい!と思われている方も多いはず。 そんな夢を叶えるクッカーがあります。 とにかく焚き火に映える!焚き火でガシガシ使える!なおかつ軽量! それが「EVERNEW Backcountry Almi Pot」です。

・エバニュー Ti 570FD Cup

容量は570mlで重量は「55g」と超軽量なチタン製クッカー。
今回はコーヒーを飲む際などの湯沸かしと、鍋の取り皿として使いました。
また、蓋はバックカントリーアルミポットのものを使用しました。
上に置くだけなので、しっかりとハマるわけではないですが、十分使えます。
バックカントリーアルミポットにピッタリとスタッキングできます

この製品の詳細はこちら▽

ULだけど「ちょうどいい」“エバニュー Ti 570FD Cup” 使用感&スタッキング
山で「カップ麺とコーヒーのお湯を同時に沸かしたい」「UL装備でも袋麺を食べたい」 キャンプでは「400mlじゃ小さいし、900mlは大きすぎ、600mlは炊飯とか鍋で使うし…」 でも同時に湯沸かししたい時やお椀として使いたい時ってありますよね。 そんな時に「エバニュー Ti 570FD Cup」

・スタッキング内容物

・SEA TO SUMMIT/X-カップ
・MUNIEQ/X-MESH STOVE (ローハイト・ラージ)
・SOTO/リフター
・自作アルコールストーブ
・100均アルコールボトル
・Bicライター
・スプーン

自作アルストの詳細はこちら
アルコールボトルの詳細はこちら
X-MESH STOVEの詳細はこちら

クッカーセットの内容物はこちらで詳しく紹介しています▽

燃料込み「248g」 エバニュー400FDを使った“ULクッカーセット”
ULクッカーの定番である「エバニュー 400FD Cup」 この小さなカップに様々なこだわりギアを詰め込み、クッカーセットを作っている人も多いはず。 湯沸かしだけでなく焼き物もでき、燃料込みで「248g」 定番アイテムからこだわりのギア、さらに実際の使用感や問題点なども一挙に紹介していきます。

・その他

ドリップコーヒーやスティックココアなどをジップロックに入れてきました。
ジップロックはそのままゴミ袋として使用できます。

●テーブル

・TAKE A HIKE/TRAIL TRAY

小さいただの木の板ですが、美しく滑らかな見た目が気に入っています。
山や河原、岩場、キャンプ場などで地面の傾斜や凸凹が気になることがあると思いますが、こちらのトレイであれば、下に木の枝や石などを敷いて簡単に水平を確保することが可能です。
写真のように石を敷いて高さ調整も容易ですね。

この製品の詳細はこちら▽

スリムでスタイリッシュなトレイ “TAKE A HIKE TRAIL TRAY” レビュー
「TAKE A HIKE TRAIL TRAY」 軽量かつ頑丈、スリムでスタイリッシュな天板です。 人によってはただの木の板。 でもしっかりと実用性も兼ね備えた木の板です。

●焚き火関連

・PAAGOWORKS/ニンジャファイアースタンド ソロ

ザックのサイドポケットに入るコンパクトさと、総重量「400g」の軽量さ。
さらに五徳がトングになったり、脚のパーツが火吹き棒になったりするギミックが大人気の製品です。
大きい薪も横向きに置けるので、使い勝手もいいですね。
組み立ては手が汚れるし、やや面倒ですが、組み立て自体は簡単ですし、コンパクトになるのならしょうがないですね。

・モーラナイフ/コンパニオン(刃厚2.0mm)

バトニングナイフは定番のモーラナイフ。
カーボンスチールの刃厚2.0mmと1番薄いものを使用しています。
広葉樹などの固い薪は苦労しました、割れないことはないです。
今回はバトニングのみで使用しましたが、調理用ナイフとしても使っています。

・GRIP SWANY×Orange別注/カウハイドキャンプグローブ

焚き火グローブは重いので左手だけ持ってきました。
持っていかない時もあります。
でもあれば便利ですし、焚き火の際もバトニングの際も安全面を考慮するとあった方がいいものですね。

・焚き火道具その他

チョコレートが入っていたカンカンの中に焚き火小物などを入れています。
ULではないですが、可愛いのでオッケーです。
以下、内容物です。

noicoyamaico/Tyvek WAD case (M)⇒詳細はこちら
火吹き棒
FIRE LIGHTERS

noicoyamaicoのTyvek WAD caseはクッカーセットの中身を置くのに使っているタイベック製のトレイみたいなものですね。
どこのものか分からない火吹き棒と、着火剤は8分間燃えるマッチ“FIRE LIGHTERS”
FIRE LIGHTERSにはライターで着火しています。

●ライト

・ゴールゼロ/ライトハウスマイクロフラッシュ

ゴールゼロを2つ持っていきました。
1つはモバイルバッテリーにもなるチャージ機能が付いたものですが、先日の大雨にさらされて使い物にならなくなってしまいました。
焚き火の灯りもあったので、1つでもなんとかなりましたね。

●その他、日用品など

・ウェットティッシュ
必需品ですね。
基本的に洗い物はしないので、汚れたクッカーやテーブルを拭いたりするのに使います。

あとはメルカリで購入したDCFのポーチに日用品を入れています。
▽以下内容物
・温度計
・歯ブラシ
・歯磨き粉
・綿棒
・爪楊枝
・コンタクト

ULキャンプに持っていく日用品はこちらの記事でまとめています▽

ULキャンプに持っていく“日用品”をチェック
皆さん、キャンプの際の日用品関連は何を持っていきますか?「一応」持っていったものの一度も使ったことがないものもあるのではないでしょうか。正直に言うと、私もあります(笑)持ってきてない時に限って!なんて経験もあります。しかし、キャンプギア以外...

◇動画もチェック

装備紹介動画こちら▽

キャンプの様子はこちら▽

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