一度使うと病みつきになってしまう軽さ。
荷物もザックも身軽に登山やキャンプに出かけると、心まで身軽になった気分です。
今回はそんなULバックパックの中でも“国産”に焦点を当てて紹介していきます。
ULバックパックってほとんどがガレージブランドですよね。
いろいろなブランドがバックパックを扱っていますが、見た目や機能性も様々。
人気なものは中々手に入らないものもありますが、是非とも自分のお気に入りを見つけてみてください。
◇“国産ガレージブランド”のULバックパック
・Ajito Fabrics/ULバックパック30L DCFハイブリッド2.92oz


2021年、バーテンダーがコロナ渦で休業している際に始めたというガレージブランド。
軽量素材「DCF」を使った製品を中心に制作・販売されています。
30Lと汎用性の高い容量で重量は「275g」と超軽量。
荷物の量で調整可能なロールトップ式で、スナップボタンが付いています。
バンジーコード付きのフロントメッシュポケット。
下部にもバンジーコードが付いており、クローズドセルマットなどを外付けもできます。
カラーはブルー・ブラック・ホワイトの3色展開。
現在は公式ECサイトから受注生産となっております。
●製品詳細
容量:約30L
重量:275g
素材:DCFハイブリット2.92ozブラック
推奨荷重:6kg~8kg推奨
Ajito Fabrics 公式サイトはこちら
・atelierBluebottle/PAC-03


バッグデザイナーの経験を経て、立ち上げたブランド。
代表的なザックである「PAC-03」はガレージブランドの中でもかなり有名ではないでしょうか。
確かなクオリティーと丁寧な仕上がりは、ひとつひとつ手作りだからこそですね。
シンプルな機能ながら斜めに入ったジップがアクセントになっており、見た目も可愛らしくなっています。
メインの素材はX-Pac、軽量さだけでなく、耐久性にも優れた素材です。
取り外し可能な背面パッドや厚みのあるショルダーパッドなど、快適に背負えることに重きを置いていると感じられるザックです。
●製品詳細
容量:約36L〜48L(フロント、サイドポケット含む)
重量:690g(背面パッド込)
素材:X-Pac
推奨荷重:10kg以下
atelierBluebottle 公式サイトはこちら
・City to Summit/Hippo backpack 28L〜36L


アウトドアだけでなくタウンユースも可能な道具作りをコンセプトにしているガレージブランド。
やはり見た目もオシャレなものが多いです。
Hippo backpackのカラーは3種類、カラーによってメイン素材も変わってきます。
ライムはX-pac、ブラックとグレーは210D HDPE Gridstop(高密度ポリエチレン)となっており、それぞれ重量も異なってきます。
シンプルかつ機能的ながら、スッキリとした見た目やカラーリングなどが山でも町でも映えますね。
●製品詳細
容量:28L〜36L
重量:X-pac580g/210D HDPE Gridstop 460g
素材:VX25 X-PAC/210D HDPE Gridstop
推奨荷重:10kg以下
City to Summit 公式サイトはこちら
・if you have/hug


2014年に設立されたブランド。
現在は北海道を拠点に北海道の環境に適した製品を開発しています。
「hug」は人気の高いULザックですね。
名前の通り、抱きしめられるような背負い心地を実現しており、背面パッドやショルダーハーネスなどに工夫が施されています。
それでいて、密着するザックの「蒸れ」を軽減するために、背面には3Dメッシュが採用されています。
●製品詳細
容量:37L(サイズ1)
重量:610g(サイズ1)
素材:ECOPAK EPX200
推奨荷重:10kg以下
if you have 公式サイトはこちら
・OGAWAND/OWN


独自の機能により、25L~50Lまで容量の可変に対応しているザック。
また、細かく調整できるショルダーハーネスによって、老若男女問わずベストなフィッティングが可能。
さらには別サイズのショルダーハーネスを用意すれば、ザックのシェアも可能といいます。
様々なオプションパーツでカスタマイズできたり、カラーリングも豊富。
フロントポケットもないかなりシンプルな見た目がカッコいいですね。
●製品詳細
容量:25〜50L(可変式、サイドポケット含まず)
重量:650g(ボディ:530g スタンダードハーネス(M):120g)(±2%)
素材:210デニール HDPE Xグリッド、X-Pac、Ultra200x(カラーによって異なる)
推奨荷重:13kg(10kg以上はオプションパーツ併用を推奨)
OGAWAND 公式サイトはこちら
・RawLow Mountain Works/Antelope


特徴的なデイジーチェーン、素材使いや色使いの人気ザック。
見た目だけでも選びたくなってしまいます。
もちろん見た目だけでなく、軽量さや機能性にも優れています。
ザックの箇所によって素材を変えていたり、度重なるフィールドテストによって生み出された背負い心地は言うことなしですね。
●製品詳細
容量:36〜40L(S/M)
重量:650g(S/M)
素材:1000D ナイロン
推奨荷重:10kg程度
RawLow Mountain Works 公式サイトはこちら
・Trail Bum/BUMMER


無駄がなくシンプルな伝統的なULザックという感じですね。
ULザックで使われるような高価格なアウトドアファブリックは使われていませんが、大容量のフロントポケットとサイドポケットのみという、シンプルだからこその「370g」という軽量さです。
そして特殊な生地を使っていないため、価格もお手頃かつ、入手しやすいということも魅力的です。
UL初心者やタウンユースとしても使いやすく、手の届きやすいザックです。
●製品詳細
容量:30L
重量:370g
素材:ナイロン
推奨荷重:8kg
Trail Bum 公式サイトはこちら
・山と道/MINI2


ガレージブランドの中でも最も有名なブランドの1つである「山と道」
そしてかなり人気が高いMINI2
デイハイキングから1泊2日程度に使える丁度良い容量ながら、超軽量なのが魅力的です。
メイン生地には独自の素材を使用しており、薄く軽い生地ですが、耐久性の向上を実現しております。
使い勝手のよい大容量のフロントポケットやバンジーコード、ワンアクションで開閉できる開口部など、使い勝手も申し分ありません。
カラーバリエーションが豊富な点も嬉しいですね。
●製品詳細
容量:25-35L(Mサイズ)
重量:360g(Mサイズ)
素材:Pertex®︎07RS-PC、30D HT Silnylon
耐荷重:8~10kg程度
山と道 公式サイトはこちら
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