“蚊帳”は虫が出る時期のキャンプで必須なもの。
しっかりとしたテントで寝れば気にならないですが、タープ泊やフロアレスシェルター泊の魅力に取りつかれたあなた!
そして今から始めようと思っている方に向けて、おすすめの“蚊帳”を紹介していきます。
また、真夏のキャンプでは四方を覆われたテントでは暑くて寝られないですよね。
蚊帳のみでしたら、風通しも良くて過ぎしやすくなります。
今回は「軽量かつコンパクト」な蚊帳を中心にピックアップしていきます。
◇まずは使えるものを使おう!
“蚊帳”と言っても様々なものや使い方があります。
手持ちのもので代用できるものは使っていくのがベスト。
例えばダブルウォールテントの「自立式インナーテント」を単体で使用する。
3シーズン用のテントであればメッシュが多いインナーテントなので、そのまま単体使用できるものも多いですよね。
「インナー+タープ」などでカンガルースタイルで設営される方も多いのでは。
◇僕の愛用モスキートネット
僕が使っている“蚊帳”を紹介してみます。
●テンマクデザイン/モノポールインナーテント メッシュ

シェルターやタープ泊を想定した自立式テント。
設営も簡単で内部空間も広くて使いやすいですが、重量が「1.14kg」と少々重め。
パッキングサイズ的にもバックパックキャンプでは持っていくことはないです。
でも、オートキャンプやULまで目指さないバックパックキャンプではかなりオススメです。
●MUXSAM/インナーテント

同じ「MUXSAM」のポールテント用蚊帳に推奨されている蚊帳。
1人がギリギリ収まるぐらいのサイズ感なので、人によっては窮屈感があるかも。
高さは気にならないが、僕も手が蚊帳に接触するのは少し不快に感じました。
ただし重量は「230g」と軽量なので、ULキャンパーにはいいかも?
ちなみに単体でもポールとガイロープがあれば設営は可能です。
●半身蚊帳

半身というか頭部と胸あたりを覆う蚊帳。
Amazonで千円ちょっとで購入した激安製品です。
胸から下は寝袋に入ることを前提なので、真夏などは薄いインナーシュラフと併用しています。
構造上100%虫をシャットアウトとはいきませんが、収納袋込みで「90g」は超軽量で魅力。
窮屈感や閉塞感もなく、中でスマホを見る余裕はあります。
●3F UL GEAR/Lanshan1

コスパの良いULテントでおなじみランシャン1。
ダブルウォールテントですが、インナーテントのみでも設営可能です。
重量も「約350g」とかなり軽量です。
天気の良い日に単体で使っていますが、タープとの併用も工夫すればいけそうです。
ランシャン1の詳細レビューはこちら▽

ちなみに蚊帳で失敗したものも▽

ハンモック用の蚊帳をタープ泊で使用しましたが、無理がありました(笑)
◇おすすめ“蚊帳”紹介
●SEA TO SUMMIT/モスキートピラミッドネット(重量:82g)

一点吊り下げ式のピラミッド型モスキートネット。
タープ下に吊り下げるだけでなく、木に吊り下げたりと汎用性が高い形ですね。
脚側よりも頭部分に高さが出るように非対称形状になっており、より実用性を考えられた設計になっています。
フロアはないので、グランドシートを別に敷くことを前提にされておりますが、より軽量化にも繋がっています。
●Cocoon/インセクトシールド モスキートネット(重量:175g)

一点吊り下げ式のピラミッド型モスキートネット。
「Insect Shield」というキク科の植物の成分を人工的に再現・配合した繊維が混紡されており、虫が寄り付きにくい効果があります。
人体には無害、無臭なので安心して使えます。
ソロで使うには充分なサイズながら、軽量&コンパクトな蚊帳です。
●ZIVETALIAN/ZIVE蚊帳(重量:650g)

左右2本のポールで設営するタイプのモスキートネット。
タープ泊だけでなく、パップテントとの相性が良い形状となっています。
重量は収納袋込み「650g」と超軽量とは言えませんが、フロア部は210D生地とグランドシートは必要ないスペックですね。
軍幕などで野営スタイルで過ごす方にはピッタリなアイテムです。
●Outdoor Research/Bug Bivy(重量:476g)

ビビィタイプのモスキートネット。
やはり「自立する」ということが魅力な点です。
吊り下げる支柱、ロープ、ペグ、グランドシートなどが全て必要ないので、どこにでも設営できます。
頭上のポールによって顔回りの空間が保たれ、足元はロープなどで引っ張ればさらに空間が広がります。
●モンベル/バグプルーフ スリーピングネット(重量:124g)

頭から胸ぐらいまでを覆う、半身蚊帳タイプのモスキートネット。
ポップアップ式で設営も素早くできるため、寝る直前に取り出せば良いというところも魅力です。
頭部周りにはフレームが入っており立ち上がるため、圧迫感も少なく過ごせます。
また、裾部分はドローコードで絞れるようになっており、虫の侵入の心配も最小限です。
ただし、全身を完全に覆われるわけではないので、上級者向けになってくるかもしれません。
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