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激安ULタープ“MUXSAM”のポールテントを徹底レビュー

桃太郎公園 タープ 軽量ギア紹介

Amazonや楽天などのネット通販で、手軽かつ格安で購入可能な「ULアイテム」を紹介!
今回紹介するのは計量かつ唯一無二で独特なデザインの“MUXSAM”のポールテント!
ポールテント?というよりタープに近い感じです。
人とは一線を画すようなスタイルでキャンプをしたい方にピッタリなアイテムです。
そんな“MUXSAM”のポールテントを徹底レビューしていきます。

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◇基本スペック

ダイナランドキャンプベース

展開サイズ : 230cmx85cm
収納サイズ :
   重量 : 310g
   素材 : 20Dリップストップナイロン
  耐水圧 : 3000mm
  カラー : グリーン、オレンジ

ワンポールテントの要領でポールを中から入れて立ち上げる、独特なデザインのタープです。
外観はUL感もあり、特徴的なデザインはカッコいいです。
Amazonの販売元は「MUXSAM」となっておりますが、収納袋やタープのタグには「knot gear」と書いてあります。

●付属品
・スタッフバッグ
・ガイロープ
・ロープテンショナー
・カラビナ
・ペグ10本

タープにはあらかじめガイロープやロープテンショナーが装着されていますので、すぐに設営可能な状態です。
ペグは別のものを使用していますが、十分使えるレベルのものが付属してきます。

MUXSAM ポールテント タープ
前方にはカラビナとコードテンショナー付き
MUXSAM ポールテント タープ
後方から引っ張ってテンションをかける部分
MUXSAM ポールテント タープ
両サイドのガイロープとコードテンショナー
MUXSAM ポールテント タープ
付属ペグは実用可能レベルだが少し重たい

◇実際に使ってみた

●設営方法

☆準備するもの
・ポール×2本(120cm推奨)
・ペグ×6本

MUXSAM ポールテント タープ
タープを広げたら後方2ヵ所をペグダウン
MUXSAM ポールテント タープ
ポールを入れたらテンションをかけながら前方ロープをペグダウン
MUXSAM ポールテント タープ
両サイドのロープもペグダウン
MUXSAM ポールテント タープ
後方ロープをポールを使ってテンションをかけて引っ張る
MUXSAM ポールテント タープ
完成!
MUXSAM ポールテント タープ
後方から見るとこんな感じ

初めての設営でも5分ほどで立てることができました。
本来はトレッキングポールの使用を推奨されていますが、「SEA TO SUMMIT テロスハングアウトポールセット」を使いました。
長さは125cm、細くてしなりますが、問題なく立てられます。
ただ、ポールが当たる部分の補強はないので、ハンカチを噛ませて破れ防止をしています。

●使用感

商品名はポールテントとなっていますが、テントというよりタープですね。
テントよりも風通しが良いので、暑い時期には最適です。
生地が薄いので濃い日陰にはなりませんが、日除けとしての機能は十分に発揮してくれました。

桃太郎公園ーMUXSAMタープ
日陰はできます。張る方向間違えてますが…
ダイナランドキャンプベース
2×1mのグランドシートがギリギリ収まります

設営については5分もあれば可能で、最初に後方2ヵ所をペグ打ちするため、風が吹いていても飛ばされることなく簡単に設営できました。

内部空間についても1人で過ごすには十分な広さがあります。
ポールやロープが邪魔になりますが、ランタンを吊るせたりと工夫すれば便利です。

MUXSAM ポールテント タープ
ソロにはちょうど良い広さ
ダイナランドキャンプベース
前方のループやカラビナにランタンを吊るせます

●注意点など

・シーム処理は必要?
雨の日に使用しましたが、雨漏りは確認できませんでした。
レビューを見ているとポールが当たる部分から雨漏りするとありますが、ハンカチを嚙ませてあったので、吸水してくれていたかもしれません。
トレッキングポールで設営する際はシーム処理した方が安心かもしれません。

ダイナランドキャンプベース
ポールが当たる部分に破れ防止のため、ハンカチを噛ませました。

・雨の降り込みは?
一晩中雨が降る中、フロアレスで寝ましたが、問題なく就寝できました。
強風時や横殴りの雨だと厳しいかと思います。
多少の雨風であれば、シュラフカバーを使用したり、ポールの高さを調整したらいけるのでは?

ダイナランドキャンプベース
頭側を奥にして寝ました。

・生地の薄さ 影の濃さ、透ける?
20Dのナイロン生地のため濃い影はできませんが、十分に日除けとしての役割を果たしてくれました。
生地が薄くて柔らかいおかげで、グシャグシャにしても収納袋に入ります。
ちなみに夜はシルエットができる程度には透けます。

MUXSAM ポールテント タープ

◇モスキートネットとの組み合わせ

夏場での使用のため、蚊帳と組み合わせました。
このタープにベストマッチな蚊帳はどれか試行錯誤しました。
大前提としてUL装備なので軽量でなければなりません

①メーカー推奨モスキートネット

MUXSAM ポールテント 蚊帳 モスキートネット
MUXSAM モスキートネット
MUXSAM モスキートネット
MUXSAM モスキートネット

同じくMUXSAMのモスキートネット
四隅をペグ打ちして前方をポール、後方をタープのループに吊るすように立ち上げます。
サイズ感や見た目はベストマッチですが、なにせ狭い…
横幅が65cmしかなく、腕が常に蚊帳に触れているのが不快に感じました。
また、出入口は上部のため、少し面倒で入りにくいです。

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②ハンモック用の蚊帳

ハンモック用 後付けモスキートネット 蚊帳
タープ泊 モスキートネット ハンモック用の蚊帳
タープにハンモック用の蚊帳
タープにハンモック用の蚊帳

ハンモック用の後付けモスキートネットです。
まずはロープをポールと後方のループに通して、そこに蚊帳を引っかけていきます。
正直これは大失敗でした。
まずはペグ打ちができないのでフロア部が広がらない。
結局、蚊帳が常に腕に触れていました。
そして朝起きた時には顔間近まで垂れ下がってました(笑)

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③半身蚊帳

キャンプで半身蚊帳
キャンプで半身蚊帳
ダイナランドキャンプベース
ダイナランドキャンプベース

「どうせ寝袋に入るのだからこれでいいじゃないか!」と思い導入したのが上半身だけの蚊帳。
内部は想像以上に広く、圧迫感はさほどありません。
装着したままスマホ操作も可能です。
もちろんフロアはないですし、全身覆われていないので隙間ができます。
地面からの防御力はないに等しいです(笑)
ですが、1番快適に眠ることができました。

◇まとめ

中華製の安いタープなので心配点も多くありましたが、作りもしっかりしていて実用的なギアだと感じました。
軽量タープ泊をはじめたい方や普通のタープとは違ったデザインを求めている方にはオススメできる製品です。
また、性能についても申し分なく、小雨程度でしたら十分使えるレベルかと思います。
他とは一線を画すスタイルでキャンプに使用してみてはいかがでしょうか。

◇動画もチェック

▽メーカー推奨モスキートネットを使用したキャンプ

▽ハンモック用の蚊帳を使用したキャンプ

▽半身蚊帳を使用したキャンプ

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