アウトドアにおいて“汗をかくこと”は切り離せないもの。
特に夏は立っているだけで汗をかき、少し動いたらビチョビチョなんてことになりますよね。
そして、クーラーの効いた部屋に入ると汗冷えして風邪をひくなんてことも。
登山やハイキングなどの運動量の多いアクティビティーだと、夏でなくても汗をかきます。
僕は冬でも登山中は汗ダラダラかいて登っています。
そう、何を隠そう僕は超絶汗っかきです。
中途半端な季節は電車の冷房ガンガンに効かしてくれよ…って思っています。
ということで、そんな汗っかきな人にオススメ!
アウトドアにも日常にも使える「高機能なアンダーウェア」を紹介していきます。
◇“高機能”なアンダーウェアとは?
ここで紹介する“高機能”とはよくある「接触冷感」とかそういったものではありません。
そして「吸汗性」や「速乾性」に優れたものっていうわけでもないです。
もちろんこれらも大事ですが…
ここでは「撥水性」や「疎水性」と言われるものが備わっているアンダーウェアのお話になります。
いわゆる登山などで使用する「ドライレイヤー」と言われるものです。
このドライレイヤーは登山ではもちろん、サイクリングやキャンプなどの他のアウトドアでも使われています。
また、運動量が多く、発汗量が多くなる仕事をしている方の「仕事着」としてもオススメです。
◇「ドライレイヤー」って何?
△こんなやつ見たことないでしょうか?
一見、ヘ○タイが着てるようなものに見えるかもしれませんが、登山などではよく使われるアンダーウェアです。
登山の天敵である「汗冷え」を最小限にしたり、「肌をドライに保つ」ために着用されています。
登山では“レイヤリング”の考えが基本となっており、肌から近い順に
①ドライレイヤー
②ベースレイヤー
③ミドルレイヤー
④アウターレイヤー
を着るといいとされています。
ざっくり簡単に説明すると、撥水性・疎水性の高い①ドライレイヤーが汗を吸い上げて、吸汗速乾性の高い②ベースレイヤーに汗を移す。
というシステムです。
そのため、肌はドライに保たれて汗冷えをしにくいであったり、肌が清潔に保たれるのでベタつきなども抑えられるというメリットもあります。
ただし、このドライレイヤーの機能性が高くても、上に着ているベースレイヤーの機能が低いと意味を成しません。
あくまで、ベースレイヤーに汗を移すもののため、吸汗速乾性が高いベースレイヤーが必要になります。
◇おすすめアンダーウェア
ここからはオススメのアンダーウェア(ドライレイヤー)を紹介していきます。
有名登山メーカーの定番商品から、普段アウトドアをしない人でも聞き馴染みのあるメーカー、そしてコスパの良いメーカーまでピックアップしました。
●ファイントラック/ドライレイヤー

2004年に世界初の撥水アンダーウェアとして発表した製品です。
登山をされる方には定番中の定番製品です。
そして、ラインナップが豊富なところが魅力です。
基本の「ベーシック」、暑い時期にピッタリの「クール」、保温も兼ねた「ウォーム」と3種類のタイプがあります。
また、メンズ・ウィメンズはもちろん、Tシャツ、タンクトップ、ボクサーパンツ、タイツ、さらにはインナーソックスまで幅広いアイテムに採用されています。
やはり、夏や暑い時期は「クールタイプ」がおすすめです!
●ミレー/ドライナミック メッシュ

よくファイントラックと比較されるのがミレーのドライナミックメッシュシリーズ。
アミアミ感が強く、温泉などの脱衣所では必ず二度見されます。
ですが、僕も汗をかく運動の時は愛用していて、機能性は保証します!
めちゃくちゃ汗をかいても身体はドライなので驚きですね。
メンズ・ウィメンズがあり、3/4スリーブ、ショートスリーブ、ノースリーブ、そしてタイツやボクサーまでラインナップされています。
●おたふく手袋/3Dファーストレイヤー

アウトドアをやらない人もご存知「おたふく手袋」から出ているインナー。
コスパ良く、高機能インナーを手にすることができます。
半袖、長袖、ノースリーブ、ボクサーのラインナップがあり、さらには「オールシーズン」と「冷感タイプ」があります。
やはり夏には冷感タイプがオススメです!
●TS DESIGN/TS DRY

作業服メーカー「TS DESIGN」のインナー。
やはり有名山岳メーカーに比べるとリーズナブルですね。
サイズはフリーサイズのみですが、ノースリーブからロングスリーブ、ボクサーもラインナップされています。
作業着だけでなく、日常やアウトドアでも使えるインナーです。
●Darevie/KNITTING ベースレイヤー

“サイクリングウェア”ブランドですが、登山やキャンプはもちろん、作業着のインナーとしても使えますね。
ラインナップとしてはノースリーブ1択ですが、リーズナブルで大手ECサイトからも手に入りやすい製品です。
デザインはスポーツウェアやアウトドアウェアに合いそうな、スタイリッシュなデザインなのも魅力ですね。
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