ヘタレシコが今現在、愛用している“ULバックパック”を3種類紹介していきます。
◇バックパックの使い分け
用途や季節、装備などに合わせて3種類のザックを使い分けています。
ザックの容量はそれぞれ「20L」「30L」「40L」です。
以前は50L以上の登山用ザックやミリタリーザックも使用しておりましたが、スタイル変更とUL化のために手放しました。
私は基本的に日帰りが「20L」、春夏が「30L」、秋冬が「40L」が使い分けのイメージです。
◇基本スペックから使用感まで
●カリマー grab knapsack (20L)
基本スペック
容量:20L
重量:280g
素材:210D Mini R/S NY (Nylon 100%)
デイキャンプや日帰り低山ハイク、夏のULキャンプで使用しています。
また、日常使いもしており、1~2泊程度の旅行にも丁度良い大きさです。
使用感・レビュー
この容量でフロントメッシュポケットがついているザックは少ないです。
フロントメッシュは登山やキャンプ以外にも、日常使いでも非常に便利です。
濡れたタオルを入れたり、すぐに取り出したいものをいれています。
また、サイドポケットもメッシュになっております。
トップの開口部は紐で「キュッ」と閉めるタイプなので、耐水性はないです。
素材的にも雨が降れば内部に浸水します。
当然、ザックカバーの付属はないです。
濡らしたくないものはパックライナーや防水バッグに入れた方が無難です。
見た目もアウトドアや街中、どちらも違和感なく使えるザックです。
●カリマー クリーブ30 (30L)
基本スペック
容量:30L
重量:900g
素材:N100D X-GRID R/S NY (ナイロン89%、ポリエチレン11%)
使用感・レビュー
ULキャンプの際は一番使用頻度が高いザックです。
開口部はロールトップタイプで容量調節が可能。
重量は「約900g」とULザックでは重たい部類に入りますが、とにかく背負い心地がバツグンに良いです。
しっかりとしたショルダーハーネスとヒップベルトが付いており、“腰荷重”で背負うことができるので、重量を感じません。
また、簡易的なチェストストラップ、背面にはメッシュやパッドも入っており、ストレスなく背負える工夫が随所に施してあります。
さらにはフロントメッシュポケット、ショルダーハーネスにはボトルホルダーや何かと使えるループ、ヒップベルトにはポケット、ハイドレーション機能、ボトムにはバンジーコードやジップポケットなど、「あったらいいな」が揃っている秀逸なバックパックだと思います。
さらには見た目もカッコよく、良い意味でULザックっぽいですね。
これだけ揃っていて「900g」なら軽いかもしれません(笑)
ちなみにザック内部の簡易フレームを外せば、ギリギリ「800g台」になります。
●山と道 three (40L)
基本スペック
容量:40L
重量:598g(サイズはM、メッシュ)
素材:X-Pac(現在のモデルはエコパックEPX200)
使用感・レビュー
定番・人気の山と道three。
こちらもロールトップタイプで大型フロントメッシュポケットが付いています。
素材が軽量・丈夫で防水性にも優れている“X-Pac”を使用。
着脱可能なヒップベルトは最低限なので、一般的な登山用ザックほど腰荷重にはなりませんが、その分、下半身が動かしやすい設計となっております。
フロントメッシュポケットは濡れたテントも入る大きさで、雑多に入れられるので非常に便利です。
また、外付け可能なループやバンジーコードも付いており、実質40L以上の容量があります。
装備が増える冬キャンプやハイクにも余裕で対応可能です。
山と道 公式サイト⇨https://www.yamatomichi.com/products/three
◇まとめ
今回は実際に使用している20~40Lのバックパックを紹介しました。
フロントメッシュポケットが付いているものばかりですね!
それだけ便利ということです(笑)
ザックは単に「軽ければ良い」というものではありません。
服と一緒でサイズや背負い心地、合う合わないがあるものです。
一度お店で背負ってみるのが一番良いですね。
また、ULザックは耐荷重が「10kg」ほどのものが多いです。
装備の軽量化が出来ていないと、本来の機能が発揮されなかったり、壊れやすくなるので注意してください。
コメント