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カリマー“クリーブ30” 背負い心地と機能性のバランスが最高の軽量ザック【レビュー】

クリーブ30 軽量ギア紹介

2023年に発売して、すぐに購入したバックパックです。
それから約3年間、登山にキャンプに旅行と幅広い用途で使い倒してきました。

2025年には新モデルが発売し、さらなる進化を遂げている人気ザック。
長期間使って分かった「良いところ悪いところ」などを紹介していきます。

ちなみに結論から言うとめちゃくちゃ使い勝手の良いザックです!
初心者から上級者まで、徒歩キャンパーから登山者まで、全ての方にオススメできるバックパックだと思います。

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◇KARRIMOR/cleave 30のスペックなど

クリーブ30

●基本スペック

重量S:940g、M:950g容量30L
サイズH57xW29xD23(cm)本体素材N100D X-GRID R/S NY
背面長S:42cm、M:48cm参考価格31,350円

クリーブ 30
優れた強度を持つX-GRID R/S生地を使用し、容量調整ができるロールトップタイプ。ユーティリティショルダーハーネスなど豊富な機能を装備させ「行動しながらの快適な操作性」「荷物の出し入れ・撤収のしやすさ」「軽さ」を合わせ持ったモデル。多機能でありつつもシンプルで使いやすく、 長い距離を快適に行動する為のバランス力に優れたユーザーを選ばないリュックサック。

https://www.karrimor.jp/item/501208.html

◇特徴&おすすめポイント&気になったポイント

「クリーブ30」の特徴や使い方、そして個人的主観も合わせて各ポイントごとに見ていきます。

※使う人によって「この機能がよかった」や「これはこうして欲しかったな」など、変わってくるかと思いますが、実際の使用感を交えて、あくまで自分の使用方法を想定したうえで良い点、悪い点を紹介します。
※僕が所有している旧モデルのミディアムサイズで紹介していきます。
次項目で新旧比較をしていきます。

●重量は「約940g」

クリーブ30

重量はMサイズで実測値「940g」
背面内部のパネルみたいなものを取り外せば「820g」になります。

いわゆる“ULザック”と言われるものに比べるとやや重量はありますが、一般的な登山用ザックと比べるとかなり軽量な部類ですね。
そして、個人的にはフレームレスのULザックよりも背負い心地が良く、一般的な登山用ザックよりも軽量という、バランスの取れたザックだと思います。

●背面部とパッドとパネル

クリーブ30

背面はメッシュ構造
やはり、メッシュがあるだけで通気性が向上し、背中の蒸れを多少は抑制してくれますね。

そして、薄いパッドが内蔵されています。
このパッドは取り外しできません
パッドがあるおかげで、クッション性があります。
固いモノが背中側に来てしまうような雑なパッキングでも、背中に感じる異物感を多少抑えられます。
パッドは背中側にクローズドセルマットを収納する方からしたら、必要ないものかもしれませんが、パッキングの幅が広がりますね。

クリーブ30

また、取り外し可能な簡易的なパネルが内蔵されています。
これがあることで、型崩れ防止と多少の荷重分散になっていると思われます。
また、素材的に多少ですが、クッション性の向上にもなりますね。
僕はクローズドセルマットを背面に収納することが多いので、基本的に外して使っています。

●生地感や強度

クリーブ30

メイン生地はN100D X-GRID R/S NY
100デニールのリップストップナイロン生地に、X字に補強糸(超高分子量糸)を組み込んだ“X-グリッド構造”になっていることで、優れた強度を持っています。
より強度が求められるボトム部には「420D High density NY」
420デニールの高密度ナイロンが使用されています。

約3年間ハードな使い方をしていますが、穴あき・破れ等は一切ありません。
縫い目などの多少のほつれは仕方がないですね。

最近のULザックに使われている“ultra200”などと比べると、強度や耐摩耗性などは劣るのでしょうが、3年間使い倒しても無事なので、充分な強度と言えるでしょう。

●内部構造とハイドレーション

クリーブ30

メイン収納部は一気室
簡易フレームの収納部とハイドレーションなどの収納部、そしてキーフックが付いています。
ハイドレーションもキーフックも使ったことはありません。
キーフックに至っては「いる?」って感じですね。

●開口部はロールトップ式

クリーブ30

メイン収納の開口部はロールトップ式
左右に付いているバックルによって、3パターンの閉め方が可能です。

また、ジップも付いているので、ギリギリまで荷物を入れることもできます
容量的には30L以上余裕で入れることができます。
個人的には、ギリギリまで荷物入れることはないので、ジップではなくスナップボタンやマグネットでも良かったですね。

●フロントメッシュポケットとフロントアクセスジッパー

クリーブ30

このザックの最大の特徴のひとつであるフロントアクセスジッパー
縦に大きく開く止水ジッパーが付いており、内部へのアクセスが容易になります。
わざわざロールトップの開け閉めをせずとも内部にアクセスできる点と、下部に収納したものを掘り起こさずに済む点は良いですね。

ULザックには必ずと言ってもいいぐらい備わっているメッシュポケット
すぐに使いたいものや、使用頻度の高いものなどを、内部にアクセスしなくても取り出せるのは便利です。
また、ザック内に入れたくない、濡れたものや汚れたものを入れるにも重宝します。
ただし、フロントアクセスジッパーがあるため、ポケットが左右に分断されており、テントなどの大物を収納することは難しいです。
ここは一長一短ですね。

ちなみに僕がこのメッシュポケットに入れているものは、登山時にはレインウェアや携帯浄水器、キャンプでは折り畳み式のソフトクーラーや焚き火グローブなどです。

クリーブ30

また、フロントの左右にはループが付いており、トレッキングポールなどが取り付け可能になっています。

●ユーティリティショルダーハーネス

クリーブ30

このザックもうひとつの大きな特徴が「ユーティリティショルダーハーネス」
「行動しながらの快適な操作性」を実現するベスト型のショルダーハーネスです。

ボトルや行動食、その他小物を入れることができるのは非常に便利ですね。
ポケットは大容量ではないので、径の大きいボトルを入れると異物感があります。
ソフトフラスクや細いボトルがベストですね。

接地面が広くフィット感や安定性があること、ポケットが豊富など、機能面に優れた反面、“蒸れ”は避けて通れない部分になります。
ここも一長一短ですね。

クリーブ30

チェストストラップはバンジーコードにクリップが付いている簡易的なものが2つ。
動いた時にゴムが伸びるので、締め付け感は軽減されますが、安定性に欠けるのと、操作性の悪さは気になります。

クリーブ30

ポケット上部にはループが付いており、トレッキングポールを取り付け可能。
手を使いたい時など一時的に取り付けられるのは便利ですね。

クリーブ30

ロードリフターも備わっています。
腰荷重で背負う際にザックの密着度を上げて、ブレが減り安定感が出ます。

●ヒップベルト

クリーブ30

適度なしなやかさがあるヒップベルト
クッション性も適度にあり、メッシュ構造になっています。

クリーブ30

また、左右にポケットが付いています。
こちらにも小物や行動食を入れています。
どのザックでもそうですが、ここのポケットって使いにくくないですか?

僕は30Lクラスで軽量装備の場合は、ヒップベルトもポケットも要らないと思うことが多いですね。
新モデルではここが改善されているのが、1番の魅力だと思います。

●サイドポケットとストラップ

クリーブ30

サイドポケットの容量はペットボトル2本分くらいです。
背負った状態でもアクセスできるように、斜めになっています。

サイドストラップは上部と下部に2本。
テントポールなどの長物を固定できるようになっています。

●ボトムポケットとバンジーコード

クリーブ30

背負った状態からもアクセスができるボトムポケット
ジッパーなので若干操作性が悪いですが、レインカバーやグローブなどの小物を収納しています。

また、バンジーコードが付いており、マットなどを外付け可能。

◇新モデル旧モデル比較

2023年発売の初期モデルと、2025年にリニューアルされた新モデルの変更点や比較をしていきます。
3年使用して「こうだったらいいのに」と思ったところが、ことごとく改良されていました。
人によって捉え方は違うかもしれませんが、僕的には「改悪された」みたいな点は見当たらなかったです。
時代の流れもあり、お値段は少し上がりましたが、間違いなく“進化”しています。

ショルダーハーネスとチェストストラップ

クリーブ30

このザックの特徴であるユーティリティーショルダーハーネスが進化。
旧モデルはポケットが左右非対称でしたが、新モデルは左右対称になり、どちらもボトルが収納できるぐらいのサイズになりました。

個人的にはどちらでもよかった部分です。
両方にボトルを入れたいと思うことはなかったし、小さいポケットにはスマホを入れることが多く、ホールド感があるので、それはそれで良かったですね。
でも、ボトルポケットが大きくなっているのは改良点だと思います。

また、旧モデルよりパッドの厚み、硬さが変更されているみたいです。
こればっかりは背負ってみないと分かりませんが、僕は旧モデルで特段不満はありませんでした。

クリーブ30

そして大きく変わった点がもうひとつ。
チェストストラップです。
旧モデルはバンジーコードにクリップが付いていて、引っ掛けるタイプでしたが、新モデルはバックル式になりました。
操作性の悪さを感じていたので、僕としては改良点と捉えています。

ヒップベルト

クリーブ30

個人的に1番の改良点がヒップベルトが取り外し可能になったこと
僕は30Lクラスであれば「ヒップベルト要らないなー」と思うことが多かったので、「取り外し可能にしてくれ」と思っていたら新バージョンでは取り外し可能になりましたね。

コンプレッションベルトの位置とバックル

クリーブ30

サイドに付いているコンプレッションベルトの位置や角度が変わっています。
また、バックルが以前は長さ調整だけだったのに対し、着脱式に変更されているため、多彩な使い方ができるようになっています。

フロントメッシュポケットの縫製

クリーブ30

「こんな改良がされているのか」と驚いた点がメッシュポケットの縫製
写真では分かりにくいかもしれませんが、直線的な縫製からジグザグな縫製になっています。
ゴムなので使っているうちに伸びるのはしょうがないと思っていましたが、縫製を変えることで伸びづらくなっているみたいです。
僕が使っている旧モデルは3年間使って伸び伸びですね。
耐久性がどれだけ違うのかは同じぐらい使ってみないと分かりませんが、メーカーとしての工夫や努力が見られる点は感服しますね。

内部の吊りポケットとハイドレーション

クリーブ30

背面内部のハイドレーションポケットが、小物を入れる吊りポケットになりました。
誰も使わないであろうキーフックが吊りポケット内に収納できるようになったので、存在価値が出てきましたね。
これは便利そうです。

そして、ハイドレーションは非対応になりました。
僕はハイドレーション使うことはなかったので、問題ありません。
人によっては「改悪」と思われるのかもしれませんが、ボトル収納箇所が多いので困ることはなさそう。

ロゴが刺繍に

クリーブ30

細かい部分ですが、ロゴがプリントから刺繍になりました。
どっちでもいいですね!

◇総評

冒頭でも言いましたが、「めちゃくちゃ使い勝手の良いザック」です。

機能性や調節機構が豊富ですが、軽量性とのバランスもとれているザック
これまで一般的な登山用ザックを使ってきた方も、UL系のザックを使ってきた方も、両方とも満足できるようなザックではないでしょうか。

機能面でいうと、“フロントジッパー”は賛否両論あるかと思います。
「便利だな」と思うことも多々ありますが、ジッパーによってメッシュポケットが左右に分断されるため、大物は入れることができません
僕は濡れたテントなどを突っ込みたいこともあるので、煩わしく思うこともあります。

パッキングに慣れてくると、「使う頻度の高いものはメッシュポケットへ」や「上部にパッキング」することになるので、フロントジッパーの使用頻度は減りました。
また、なるべく外付けしないように、クローズドセルマットを丸めて内部に収納することも多いので、そうするとフロントジッパーは機能しません。
一気室のULザックに慣れている方は「必要ない」と思う方もいるかもしれません。

また、調節機構や機能面、ポケットが豊富など、メリットになることがデメリットになることもあると感じました。

調節箇所やストラップが多いので、幅広い体型の方やいろんな使い方をする人にとってはフィッティングしやすいと思います。
肩荷重と腰荷重を使い分けることもできるし、短い距離を歩くのであれば、ある程度調整がテキトーでも背負い心地はあまり落ちません。
反面、調節箇所が多いことは手間が増えることにも繋がります。

また、機能面やポケットが豊富なことも、もちろん良いことではありますが、使わない機能もあったり、「そういえばこんな機能あったな」ってことも多々あります。
これだけポケット多いのに、咄嗟の時はズボンのポケットに物を入れている時もあります。
そして、「ヒップベルトやボトムポケットに入れっぱなしで忘れていた、グローブやお菓子などが次回使う時に出てくる」みたいこともあります。
これは使う側の問題が大きいですが、僕みたいな雑な人間は忘れてしまう。
もっとシンプルなザックに比べると、“考えることが増える”ということですね。
どんな道具でも言えますが、「使いこなすことができれば真価を発揮する」と思います。
僕は3年間使って使いこなせてないのだと思います(笑)
恐らく、一般的な登山用ザックを使っていて、「もっと軽量なザックも気になる」みたいな方からしたら簡単なのだと思います。

とはいえ、僕も豊富な機能には救われることも多いです。
正に「あったらいいな」が詰まったザックですね。
そして、使いこなせておらず雑な使い方をしている僕ですら、「良いザックだな」と思うのですから、しっかりと使いこなせる方にとっては間違いなく最高の相棒になるザックだと思います。

◇クリーブ40&クリーブ20もあるよ

クリーブ

2025年から20Lサイズもリニューアル。
そして、40Lサイズが追加されました。
また選択肢の幅が広がりましたね。

◇まとめ

今回は3年間使い倒してきた「クリーブ30」について紹介しました。
リニューアルされて進化したnewクリーブも気になりますねー
フリマサイトやAmazonなどでは、旧モデルもまだ手に入るとは思いますが、今から購入を検討している方は絶対に新モデルを購入した方がいいです!

デイハイクに小屋泊にテント泊まで、徒歩キャンプやバックパックキャンプも、さらには普通の旅行や釣り旅なんかにも使っています。
用途が幅広く使い勝手の良い、そして軽量なザックです。
購入を検討している方は是非!
満足度の高い製品ですよー!

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